本の宣伝 

Leftover_f

2009年12月に出た拙著、書評が東京新聞・中日新聞と、神奈川新聞に出ました(前者ははじめネットで読めたのですが、今は読めなくなっています)。関西まではなかなか波及してきませんが、「レフトオーバー・スクラップ」冬花社刊 1500円+税(ISBN 9784925235584発売中。amazonでも在庫がある時期は買えるようです。

「内田百閒や島尾敏雄と比べると・・」と批評していただくのは、どちらの作家の本も30冊ぐらいずつは持っていて、好きな日本の作家ベスト5に入りますので、ありがたくも畏れおおいことです(あとは谷崎と深沢七郎が入って、もう一枠はその日の気分で変わります)。

読書のBGMにはぜひ、「エリック・サティや山下洋輔と比べて」論ずべきこの前衛ピアニストの夢幻的音楽を。

2017年1月13日 (金)

ブログ移転しました

ブログ移転します。これまでの記事も移しました。新しいアドレスはこちら。

http://turedure-kyoto.seesaa.net/

こちらのブログは3月いっぱいで消えるとのことです。

2017年1月 5日 (木)

今月のライブ予定

当ブログのサーバーが3月にブログ・サービスを終了し閉鎖するとのこと、利用者がSNSに流れて減少し、成り立たなくなったそうだけど、自分はSNSのタイムラインに乗っかる気はしないから、みにきた人だけがみる形がいいし、自分の書いたものだけで頁が埋まっているブログの方がいい、となると引っ越さねばならないのだが、年末年始にやるつもりがまだやっておらず、なかなかに面倒でやりかけては先延ばしてばかり、なにしろパソコンもOSが古くなって、やれることが狭まっているし反応が遅く、ネットでみられないページが増えているのは脇に入っている広告のせいでまだわかるが、ネットには関係のない動作の、ワードの文字変換などにやたら時間がかかったり、CDをiTunesに取り込むのがこれまでの何十倍もかかるようになったのは、早く買い替えさせるために機能を低下させる波動でも送り込まれているのか、テレビや新聞もみないし携帯も持っていないから、ネットも別になくていいし情報なんてもう何もいらない気がしつつも、一応また他でやるつもりではありますが、これまでの記事を残すかどうかなどもまだ未定、とりあえず今月のライブはソロでの二本です。

1月18日(水)覆面ソロ@ネガポジ

1月29日(日)ソロ@夕方カフェ

・・・・

今のブルースマンではこの人が好き、僕より若い人ですが20年以上のキャリアで貫禄ありまくりのCorey Harris「Honeysuckle」。

2016年12月25日 (日)

@Hawkwind

昨晩はホークウインドにてグレイトフル・デッド・ナイト、残念ながら小倉さんが急用で不参加でしたが、意外にたくさんお客さんがいて、出演者みなボブ・ディランの曲もやっていたので、最後に出た僕も急遽デッドがレパートリーにしていたディラン曲をひとつ加えました。今回やったのはボブ・ウィアの曲が中心で、Estimated Prophet / Black Throated Wind / One More Saturday Night / Mama Tried / It Takes A Lot To Laugh, It Takes A Train To Cry / Me & My Bobby McGee / Friend Of The Devil の7曲。これでこれまでにトライしたデッド曲は80曲に到達、ライブ後のビンゴ大会ではラブリーなピンクのデッド・ベアをゲットして、デッドにどっぷり浸ったクリスマスとなりました。

・・・・

この曲もやるつもりだったけど、かしやんたちが先にやったのでパスした、Looks Like Rain / Grateful Dead (Egypt 1978-9-16)。 デッドがエジプトのピラミッド、スフィンクスの前あたりで演奏した時のバージョン。今スフィンクスの真正面にはケンタッキーができてるのだそうで。僕が行った二十数年前はバス停があっただけだったのに。

2016年12月20日 (火)

告知

先週は両親が温泉にいきたいというので実家へいって、タイヤも冬用に替えたのに、泊りがけはめんどくさいといい出し、日帰りの岡山と赤穂でお茶を濁す。四十年ぶりにみた岡山城はハリボテのようだった。後楽園からみた図。

Pc140134 
大石神社は平日なのにやけに人出が多いなと思ったら、ちょうど14日討ち入りの日で「義士祭」というのをやっていた。

Pc140137 
実家でひさしぶりに深夜のテレビを観ると、「尼神インター」がだいぶん売れてきているようで。下ネタもさらっとこなす若手女コンビ。もはやツジカオルコに勝ち目はない。いずれは友近や森三中をも抜いてしまうかもと期待大。

さて今度の土曜24日はホークウインドにて、年末恒例グレイトフル・デッド・ナイトです。クリスマス・イブにデッドのカバーを聴きたい人がいるのかわかりませんが、ビンゴ大会もあるとのこと。また夜8時半過ぎ頃からだらだらと。今回はボブ・ウィアの曲ばかりやるつもり。

Deadnight161224 
・・・・

Bob Weir / Black Throated Wind (2011)

2016年12月 5日 (月)

うどん県再訪、そして「この人を見よ」。

この金土日とまた高松の福田さんちにお世話になってきました。また神戸からの船に乗り、晴れた午後に明石大橋の下を通過。

Pc020112

Pc020113船中では読書に集中できます。今回はヘルダーリン(1770-1843)とニーチェ(1844-1900)を交互に読む。このドイツの詩人と哲学者である両者は、いずれも古代ギリシアへの強い憧憬を持ちながら、晩年を狂気のうちに過ごして、自意識を喪失したままで死を迎えており、ヘルダーリンの死の翌年にニーチェが生まれたことから、生まれ変わりではという人も結構いるほど共通点が多い。

Pc030125

 
高松に着いてまずはまた仏生山温泉へ直行。ここは待合室にオーガニックなパンやアジア雑貨に古本屋まであり、「50m文庫」と呼ばれる壁際の棚に文庫本が並べられている。前回はどうせエンタメ系ばかりだろうとよく見もしなかったのだが、今回みると岩波もわりとあって、ニーチェの「この人を見よ」とヘルダーリン「エムペドクレス」をみつけたので思わず買った。各二百円。

Pc030127

晴天の土曜も昼に温泉に入った後、アーティストのYORIKOさんが「おやこ小学校」というイベントをやってきた、そのクロージング・パーティ「おとな小学校」にてライブ。福田さんが司会で、カメラマンの宮脇慎太郎さんの活動報告などもおこなわれ、この場所この後は福田さんの事務所になるとのこと。高松は琴平電鉄沿線が東京の中央線のような雰囲気を持ち始めており、仏生山は西荻にあたるらしいから、西荻に長く住んだ僕にも居心地いいのは当然なのかもしれない。

イベントの性質上かなり真面目でほのぼのとしたものだったので、ここから覆面の替え歌ライブに入るのはなかなかむずかしく、未成年参加不可と謳ってはいても実際にはかなり残っていたり、さほど酒もまわってないし、60代の方などもけっこういた中、最後まで残ってくれていた人たちはそれもわかってくれている方が多かったので、なんとか始めたものの、1曲目が終わったところでひと家族(中学生を含む)が、これはちょっと無理と席を立つ。それからも生音生声なので話し声や子供たちが騒ぐ声にかき消されたりするのを、力んでギターが乱れつつもなんとかやりつづけるうち、こんな状況にもめげず淡々と変な唄を歌う道化として「この人を見よ」と笑ってもらう覚悟を決め、露骨な言葉は飛ばしたりオブラートに包みながら歌っていくと、ビートルズはともかくも洋楽ネタは反応がいまいち、昭和歌謡を多めにやることで、ウケてる人にはすごくウケてるという感じでなんとか55分をやりきった。ものすごく疲れたけどいい経験になりました。

しかしその夜は「雨の中を自転車を持って横断歩道を上がり、下りるとそこは川の中で、なんとか自転車を漕ぎ出すが、両岸からみおろしている人々に笑われている」という悪夢にうなされて目が覚めてしまい、朝まで寝そびれてかなり睡眠不足となる。福田さんちの猫は今回もよく眠っていた。

Pc030129_2雨が降り出した日曜の帰り際には福田さんの奥さん手作りのおいしい肉まんをふたつ食べてから出て、瓦町の中古屋ルーツ・レコードに連れていってもらったついでに、近くの高松老舗のお好み焼屋でモツをたくさん入れた「きも玉焼き」なるものを食べないかと誘われ、B級グルメ好きとしてはそれはぜひにとお願いし、脂っこいが大変美味でした。

すでに4回目となる乗船に、船内で発着時に流れるジャンボ・フェリーのテーマソングまですっかり覚えてしまったほどだから、瀬戸内海も自分ちの池のような親しみをいだいて、胃もたれを感じながらまた読書に入る。「この人を見よ」はニーチェが自ら完成させた本としては最後の作品で、自分の業績を解説していく章題が「なぜわれはかくも賢明なのか」といったギャグすれすれの誇大妄想が痛快で笑ってしまう。さてその合間にコーヒーを買おうとすると切らしているといわれ、胃もたれは次第に重くなる。いつもは進行方向に正面に向いて座るが、この日は初めて横向きに座っていたせいか、あるいは天気が悪く揺れが意外に大きいのか、前夜の寝不足もあるのか、気がつくとすっかり船酔いになってしまっていた。

読書はあきらめてなんとか4時間半をしのぎ神戸の港に着くと、埠頭から駅までのバスはすぐに乗らねばならない。辿り着いた三宮の街はルミナリエなるものがおこなわれているそうで人だらけ、休む場もなく阪急の特急を一本とばして乗り、なんとか席に座る。しかし満員電車で西宮北口から隣に座ったぽっちゃりめの女性が、梅田に着いたらどこのラーメン屋にいくかを話しながら、しきりにスマホをいじっているその肘があたるせいか、だんだんと具合が悪くなり、このままではおれのもんじゃ焼きをこの人にぶちまけてしまうと、会話から耳を塞ぐべくiPodを聴くことにしたが、十三までなんと長く感じたことか。ようやく開いたドアを駆け降り、飲物の自販機の陰で人波がおおむね引くまで耐えた後ついに、この人を見よ状態に陥ったのはまことに遺憾、その時iPodでは小阪忠と細野晴臣が声をあわせて「ありがとう」を歌っていた・・。こんな落ちになってしまったので、B級グルメ・ブログを自称しながらも今回は食べ物の写真はなしとさせていただきます。

かなり消耗しましたが、今月のライブはあと24日(土)に、ホークウインドで年末恒例グレイトフル・デッド・ナイトの一本のみです。

・・・・

小阪忠・細野晴臣「ありがとう」

2016年12月 1日 (木)

@シルバーウイングス&告知

一昨日はシルバーウイングスにてつれ・づれ、出演四組の音楽性がばらばらで空気はつかみにくく、最後に出てお客さんも減っている中で淡々とやった感じ、インストにくらべると歌ものでの自分はまだまだなので、もっとしっかり歌わなければ。始まる前にちょい飲みにいった店が安くていい感じで潤ちゃんがえらく気に入り、また行こうと何度もいってました。

昨日はリョウスケくんがこの夏から始めた「夕方カフェ」へ、栗ちゃんソロとFRESHMANSを観にいき、手練揃いでさすがの演奏が終始楽しかった。お客さんも多かったし、酒も食べ物も安くておいしく、とてもいい店です。来年には僕も出ることになりそう。

つれ・づれの今年のライブはこれにて終了、バンドでのライブ数は二年つづけて一ケタですが、今は響きに対する直感を反映できる即興演奏をいろいろ録音してみたりしながらソロ形態を模索していることもあり、自分でやれることをなるべく広げておきたく、来年もゆるゆるやっていければと思っています。

次はこんどの土曜3日に高松市にて、瀬戸内芸術祭の催しの打ち上げ的な場で、覆面ライブをやってきます。ちゃんとした文化的なトークの後でR指定の替え歌が果たしてウケるのかどうか・・。

【おとな小学校】開催(おやこ小学校クロージングParty兼)

12/3(土)17:30-22:00 香川県高松市・仏生山「おやこ小学校」(仏生山本町通りコミュニティーセンター前)

1)18:00-【トークショー】宮脇慎太郎×YORIKO「旅と創作」(60分)☆宮脇慎太郎(フォトグラファー、カフェ・ソローオーナー)写真集『曙光』(サウダージ・ブックス)

・乾杯:19:00‐参加者交流

2)20:00-【アコースティック・ライブ】(わたくしfrom京都)(60分)投げ銭制(未成年者参加NG)

飲食:ビール400円~他、ジュース300円~ 食べ物:持ち込み自由(飲み物不可)

・・・・

Eric Burdon & WAR / Spirit 1971

2016年11月23日 (水)

@ZacBaran& 告知

昨晩はザックバランにてエレキ・インストでのソロ。出順トップだけど順リハだったので、押しに押したリハが終わってからすぐにセッティングすると、そのまま演奏開始。ちょっとあたふたして掴み切れなかった感はあるし、即興の比率をあまり上げられなかったけれど、演奏そのものは轟音で気持ちよくやりました。

向井千恵さんのセットは前半がシェシズの曲で後半には即興と、両面を観られたのがうれしかった。終わり時間が気になってあまり没入できなかったとおっしゃるものの、すばらしいパフォーマンスでした。1980年前後の吉祥寺「マイナー」周辺の即興音楽シーンについての証言をまとめた本が先日出ていてなかなか興味深かったですが、その一翼を担っていた向井さんは本が出たことは知ってるけれどまだみてないとのこと。

最後のスズキシュンゾさんと高橋幾郎さんのセットもアッパーなサイケで音圧が強烈。おかげさまで今年のライブ中でもっとも濃厚な、出色の一夜となりました。主催の三木さんに感謝です。即興演奏に対するアプローチもこれを機により深められそうな気がしています。

次は29日(火)に祇園シルバーウイングスにて、つれ・づれライブ。7時開演で4組出て、われわれの出順は最後です。大晦日にという話もありましたが、潤ちゃんが無理とのことなので、年内はこれがつれ・づれ最後になります。今回は歌ものファンクでいくつもり。

・・・・

昨晩の感じよりもはるかにカオスな「マイナー」のオールスター的演奏、山崎春美・白石民夫・後飯塚僚・工藤冬里・高橋幾郎 「剰余価値分解工場2014」。

2016年11月20日 (日)

@Barアナーキー

昨晩はBarアナーキーでソロ。食べ放題のフードはモツ鍋で、早い時間から飲みつづけ、遅れてくる出演者が多く一時間押しではじまったので、前半に出て短めに5曲ほど歌ってから、次の次の人のところで中座して帰ってきました。7組はさすがに長い・・。

火曜はZacBaranでインスト・ソロです。なるべく即興の比重をあげられるようにやってみたい。

・・・・

レオン・ラッセルも亡くなってしまいましたか。Delta Lady / Leon Russell (1971)

2016年11月18日 (金)

告知×2

明日19日(土)は茨木Barアナーキーにて歌ものソロ。5時オープンでおそらく5時半ごろから開演、また7組ぐらい出そうですが、出順は当日に決まります。

次の火曜22日には熊野神社ZacBaranでインスト・ソロ、この日は向井千恵さんの即興演奏グループと、不失者のドラマー高橋幾郎さんのユニットが出るので、とても楽しみです。6時オープンの7時開演で、僕が最初に出ます。

Zac161122
・・・・

向井千恵さんのソロ(2009)。

2016年11月12日 (土)

夢日記(18)

白黒でフィルム・ノアールふうのフランス映画を観ている。いく先々に自分の絵画や彫刻が飾られているような著名な芸術家の老紳士が、バスで移動しながらあちこちに爆弾の入ったボストンバッグを置いていき、それらが爆発しては人々が混乱する様子がくりかえされる。途中から僕はこの芸術家に直接雇われて、そんなシーンのスチール写真を撮る仕事をはじめたので、ずっとその後をついてまわるようになるが、あるいはそういう端役として映画に出ていたようにも思いながら、よくわからぬままに職務を遂行しているうち、気がつくとこれが映画ではなくなっていて、いつも現場近くにいた僕が犯人もしくは共犯者として追われる身となり、この先ずっと隠れながら逃げつづけなければならない・・。

(ふ~ちく~ちさんからのご所望でひさしぶりに夢日記。この夢のエンディング・テーマはぜひフランソワ・アルディに歌ってほしい。)